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作成日：2010年6月28日_記事番号：T00023646
プロモスが非標準ＤＲＡＭ参入、イートロンから生産受託
28日付電子時報によると、ＤＲＡＭ大手、茂徳科技（プロモス・テクノロジーズ）は、メモリー設計の鈺創科技（イートロン・テクノロジー）と提携を結んで「Specialty DRAM」の生産を受託し、中部科学工業園区（中科）の12インチウエハー工場で72ナノメートル製造プロセスによる256メガバイト（MB）のDDR2製品を試験生産中だ。
2008～09年のＤＲＡＭ市場低迷を受け、今年からＤＲＡＭメーカーが相次いでモバイルＲＡＭ、ＮＡＮＤ型フラッシュメモリー、グラフィックスメモリー（ＧＤＤＲ）など標準ＤＲＡＭ以外の分野へ展開を広げている。そうした中での両社提携は、プロモスにとってコンシューマ向け電子製品市場での展開拡大に向けた重要な一歩といえ、イートロンにとっては生産能力不足を補う恵みの雨になりそうだ。
