華新麗華集団は29日、中国での太陽エネルギー事業や光電、不動産事業に総額2,500万米ドルの追加投資を行うと発表した。シリコン材料の陝西天宏矽材料に6,000万人民元（約７億9,000万円）、光ＭＥＭＳ分野の新会社・華新光電の設立に15万米ドル、さらに南京市河西新城区で建設中の高級ホテルやオフィスビル、ショッピングモール、高級住宅などを備えた「華新城」計画に1,450万米ドルを投じる。29日付工商時報が伝えた。
焦佑倫董事長は今年、超小型プロジェクター（ピコプロジェクター）などの光ＭＥＭＳ事業を今後の事業発展の軸にすると表明しており、今年の同部門売上高は３億～４億台湾元（約８億3,000万～11億円）、来年は７億～８億元と予測されている。特に中国市場の強化に向け、華新光電を設立した。
またシリコン材料メーカーの天宏矽材料は、現在1,250トンの生産ラインに、来年3,000トン分を増設するべく追加投資を行う。
「華新城」計画へは今年３月に2,352万米ドルを投資している。
