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作成日：2010年6月30日_記事番号：T00023680
陳雲林・海協会会長率いる調達団、来台は８〜９月か
中国の対台湾窓口機関、海峡両岸関係協会（海協会）の陳雲林会長率いる中国大手企業の台湾調達団が来台するとの計画について鄭立中・海協会常務副会長は29日、「現在、関係部署が手配しており、できるだけ早く実現させる」と語った。30日付工商時報によると、８～９月の実施が見込まれ、これまで台湾を訪問したことのない中国国有企業のトップが調達団メンバーに加わるという。一行のスケジュールには台湾中南部訪問も組み込まれ、主に農産品やタオルなどの生活必需品が調達対象となるとみられる。
観測では、中国全土で農産物や消費財の物流を担う中華全国供銷合作総社が調達団に含まれるとされ、同社による台湾南部からの生活用品や農産品の調達が実現すれば、こういった台湾製品の中国農村部市場開拓が期待できるという。
