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作成日：2010年6月30日_記事番号：T00023689
ＢｅｎＱのプロジェクター出荷、今年55万台目指す
明基電通（ＢｅｎＱ）のプロジェクターは、第１四半期のアジア太平洋市場向け出荷台数が前年同期比60％以上の大幅成長を記録した。通年では、同市場向けで前年比35％増の15万台、世界全体でも同30％増の55万台を目標としている。30日付電子時報が報じた。
またＢｅｎＱによると、第１四半期アジア太平洋市場における同社製品のシェアは10.8％で２位、世界市場でもシェア９％で２位だった。
英国の調査会社、Futuresource Consultingのレポートを基にＢｅｎＱは、「プロジェクター市場は今年、金融危機の影響から脱し急成長する」と指摘。特に教育市場で需要の伸びが著しく、2009～10年の教育機関向け市場の成長率は15％で、総市場成長率の11％を上回るとの予測だ。
同社はアジア太平洋の教育機関向け市場で現在シェア16.4％の２位となっているが、今年は16機種を投入してシェア20％獲得を目指す。
