中華電信は30日、米アップルのスマートフォン最新機種「iPhone 4」を同社通信プランとの組み合わせで最低０台湾元から発売する予定だと表明した。同製品は既に発売済みの世界各地で高い人気を呼び、品薄となっているため８月の台湾発売は難しいとみられるが、通信各社は９月発売の実現に向け積極的に動いているようだ。１日付経済日報が伝えた。
中華電信はiPhone 4の発売時期について「（タブレットＰＣの）ｉＰａｄより早いはず」とのみコメントしている（中央社）
同紙によると、０元となるのは最高額の月額2,549元プランの２年契約で、「iPhone 3G」の０元での発売と同様となる見込みだ。中華電信は今年末で満期となる２年契約の「3G」ユーザー10万件をターゲットに、最新機種への買い替えを促す計画だ。
なお、米通信キャリア大手、ＡＴ＆Ｔが「iPhone 4」の発売に合わせ、旧機種となる「3GS」を約100米ドル程度に引き下げており、中華電信も同水準まで値下げするものとみられる。
