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6月新車販売、2.8万台超え各社予想を上回る【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2010年7月2日_記事番号:T00023753

6月新車販売、2.8万台超え各社予想を上回る【表】

 
 交通部数拠所の統計によると、6月の新車登録台数は前月比13%増、前年同月比9.5%増の2万8,622台だった。月初にはトヨタの台湾総代理、和泰汽車など大半が2万5,000~2万6,000台を見込み、最も楽観していた中華汽車工業さえ2万7,000~2万8,000台の予測だったが、景気回復による購買意欲の回復に加え、ハイシーズン入りで各社が広告や販売促進キャンペーンに注力したことが奏功した。2日付工商時報が報じた。
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 大きな買い物には縁起が悪いとされる旧暦7月、いわゆる「鬼月(今年は8月10日~9月7日)」前のハイシーズン到来を受け、各社は残業や休日出勤で生産を急いでいる。

 トヨタ車製造の国瑞汽車は、桃園県の中レキ(レキは土へんに歴)工場で平日1時間半、観音工場で1時間の残業を実施し、3日の休日出勤も求める。三菱車を扱う中華汽車工業は、平日の残業1~2時間半のほか、週末も4週にわたって生産ラインを稼働させる。台湾ホンダは平日の2交代制での残業1~2時間に加え、土日休日のうち4日を生産に充てる。7月の新車登録台数は、3万1,000台に上る可能性もあると予測されている。