遠雄企業集団（ファーグローリー）の趙藤雄董事長は、著名建築家の李祖原氏と共同で中国・北京にホテル建設を計画しており、既に用地探しを行っていることを明らかにした。北京のランドマークとして認知されるような、同社の中国での「代表作」を目指すという。５日付経済日報が報じた。
建設計画をいつ正式に始動させるかについては、現段階で明確なタイムテーブルを決めていない。最も人気の商業都市、上海ではなく北京を選ぶ理由は、李氏が、首都であり文化的な色彩が強いこと、長い歴史を持つことなどを挙げている。
なお遠雄は２日の董事会で、杭州遠雄投資開発に対する5,000万米ドルの追加投資、および上海世茂集団などと設立する合弁会社「海峡建設投資開発有限公司」に2,000万米ドルの出資を決定した。今後も中国で大型の都市開発を進めていく計画だ。
