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作成日：2010年7月5日_記事番号：T00023787
パワー・クオシェント、パワーチップと関係強化へ
ＤＲＡＭモジュールメーカー、勁永国際（パワー・クオシェント・インターナショナル）は、正イ精密工業（フォックスリンク、イは山の下に威）からの出資受け入れを契機として、力晶科技（パワーチップ・テクノロジー）との関係強化を図る動きを見せている。３日付工商時報が伝えた。
パワー・クオシェントの呂采妮董事長はこのほど、健康上の理由で董事長、総経理を辞任し、後任の董事長にはフォックスリンクの郭台強董事長が就任した。これにより、フォックスリンクはパワー・クオシェントの経営権を掌握した。また、パワー・クオシェントの董事にはパワーチップ系列の力仁電子（デュートロン・エレクトロニクス）の鄭素芬総経理も名を連ね、パワーチップとの関係を強化した。
一連の動きで、パワー・クオシェント、パワーチップ、フォックスリンクの３社は、エピタキシャルウエハーからＤＲＡＭモジュールまでの垂直統合を進める狙いがあるとみられる。
