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台プラ4社、6月は3%減収【表】


ニュース 石油・化学 作成日:2010年7月6日_記事番号:T00023807

台プラ4社、6月は3%減収【表】

 
 台塑集団(台湾プラスチックグループ)主要4社の6月の合計売上高は、1,289億台湾元(約3,504億円)で前月比3%の減収となった。欧州の信用不安などの要因により原油の値動きが不安定になったことから川下メーカーの模様眺めが続き、石化製品のオファー価格が下落したことによるものだ。6日付経済日報が伝えた。
 
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 4社の中で減収幅が最も大きかったのは台湾化学繊維(フォルモサ・ケミカルズ&ファイバー、台化)で、前月比15%減、前年同月比4.1%増の212億2,700万元だった。石化製品のオファー価格下落に加えて、同社が生産する芳香族炭化水素から作られる化学繊維原料価格が低下したことも減収要因となった。

 その他3社の売上高は、減収幅が大きい順に、▽台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)、150億7,000万元(前月比11%減)▽台塑石化(フォルモサ・ペトロケミカル)、707億5,800万元(2.6%減)▽南亜塑膠工業(南亜プラスチック)、180億6,800万元(前月比2.4%減)──となった。