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作成日：2010年7月7日_記事番号：T00023844
ＡＳＵＳで人事異動、スマートフォンてこ入れか
華碩電脳（ＡＳＵＳ）は、今月１日付でシステム、オープンプラットフォーム、携帯デバイスの３大事業群で人事異動を行い、携帯デバイス部門ではトップが交代した。業界関係者は、スマートフォン開発のてこ入れが目的ではないかとみている。７日付工商時報が伝えた。
携帯デバイス部門の最高責任者を務めてきた洪宏昌氏は、イノベーション部門の「ダ・ビンチ実験室」の責任者に異動。携帯デバイス部門では、海外マーケティング担当の林宗リョウ氏（リョウは木へんに梁）が最高責任者を兼務するほか、孫聡敏氏が副総裁、謝明志氏が協理へと内部昇進し、それぞれ同部門の商品開発、研究開発（Ｒ＆Ｄ）の責任者に就任した。
ＡＳＵＳはスマートフォンの開発で出遅れており、アンドロイド対応携帯は発売のめどが立っていない。業界関係者は、今回の異動で新機種の発表が早まるかどうか注目している。
