「リージェント」ブランドの商標および傘下ホテル経営権を買収した晶華国際酒店集団（フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ）の潘思亮董事長はこのほど、将来的に世界全体で「リージェントホテル」30店舗の展開を目指すと表明した。９日付経済日報が伝えた。
潘董事長によると、リージェントブランドのホテルは現在世界で15店舗、来年オープン予定のタイ・プーケットとモルディブを合わせると17店舗、客室数は計4,000室に上る。今後さらに、香港、東京、ニューヨーク、ビバリーヒルズなどでの開業を計画する。
潘董事長はまた、「リージェントブランドの世界的知名度の高さを生かし、中国富裕層市場にも進出したい」と述べた。現在拠点を置く北京に続き、上海でも展開する計画だ。またリージェントブランドを獲得したことで、リーズナブル路線の「silks（シルク）」など傘下のその他ホテルブランドの価値も向上すると期待している。
