百貨店大手、遠東百貨（ファーイースタン・デパートメントストアズ）の６月売上高は前月比13.03％減、前年同月比13.24％増の15億4,800万台湾元（約42億8,000万円）、第２四半期売上高は前期比４％減の53億2,800万元で、それぞれ６月、第２四半期としての過去最高を記録した。上半期通期では前年同期比10.25％増の108億7,900万円に上った。10日付蘋果日報が報じた。
第２四半期売上高について証券会社のアナリストは、例年のハイシーズンである第１四半期は下回ったものの、同期としては出色と評価。下半期の展望については、10～11月の創業祭セール効果で上半期以上の業績が見込めるとしている。
遠東百貨は台湾内需市場の成長への期待から来年第３四半期に板橋中本購物中心と台中大遠百購物中心をオープンさせる計画だ。太平洋崇光百貨（太平洋そごう）が５月に落札した新竹風城購物中心も、来年中の開業を目指す。
