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作成日：2010年7月13日_記事番号：T00023953
中国の自然派化粧品「佰草集」、中国小売業初の台湾進出
漢方エキスをベースとした自然派スキンケア製品ブランド「佰草集（Herborist）」を展開する、中国の上海家化聯合はこのほど、香港子会社の香港佰草集を通じて台湾支社を設立し、中国小売業者として初の台湾進出を果たした。今後５年以内に「佰草集」販売拠点を30店舗設置するほか、広告にも巨額の費用を投じて台湾での知名度を一気に高める方針で、800億台湾元（約2,200億円）規模の台湾化粧品市場でシェア拡大を目指す。13日付経済日報が伝えた。
「佰草集」ブランドの１号店は、中国人観光客が集まる台北101ビル内のショッピングモール「台北101購物中心」にオープン。台中や高雄にも拠点設置を予定している。
「佰草集」は上海家化聯合が1998年に立ち上げたブランドで、漢方薬として利用される薬草のエキスを主成分に、中国医学と現代化学を融合させた研究開発（Ｒ＆Ｄ）を行っている。昨年の中国での売上高は12億人民元（約157億円）、現在はフランスやイタリア、オランダなど欧州を含む世界80都市で720拠点を展開する。
