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作成日：2010年7月16日_記事番号：T00024059
ＵＭＣシンガポール12インチ工場、生産設備・人員を増強
聯華電子（ＵＭＣ）が計画している、シンガポールの12インチウエハー工場「12ｉ」の第２期拡張計画は、年末までに詳細が固まる見通しとなっている。これに伴い年内にも設備搬入が始まるため、同工場の月産能力は、今年末には現状より3,000枚増加し、４万5,000万枚となる予定だ。また、エンジニアも年内に200人増員し、1,200人体制とする方針だ。16日付電子時報が伝えた。
同紙によると、業界の先行きを好感するＵＭＣは、「12ｉ」の第２期拡張計画で、工場エリアを拡張して生産設備やラインを増設し、最終的に月産能力を４万枚増やす考えだ。なお投資額は１期の36億米ドルを上回るとみられる。
なお「12ｉ」工場でも、南部科学工業園区（南科）12インチ工場で採用している45、40ナノメートル製造プロセスの導入を開始しており、今後拡張計画と同時に先進プロセスの比率を高めていく方針だ。また同工場は既にフル稼働となっており、設備稼働率は５月が107％、６月は111％まで上昇している。
