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作成日：2010年7月19日_記事番号：T00024083
インテル、フォックスリンクとの提携に意欲
米半導体大手インテルは、ＣＰＵソケットコネクターの安定供給を図るため、鴻海集団（フォックスコン）傘下の正イ精密工業（フォックスリンク、イは山の下に威）との提携に向けた接触を開始したもようだ。19日付経済日報が伝えた。
双方は既に業務協力では基本合意に達しており、インテル側はフォックスリンクへの出資も視野に入れている。フォックスリンクはこれまで携帯電話端末向けのコネクターを主力としており、グループ中核企業の鴻海精密工業との生産品目重複を避けるため、ノートパソコン用のコネクターには参入していなかった。
しかし、フォックスリンクは最近、メモリーモジュールの勁永国際（パワー・クオシェント・インターナショナル）に出資するなど、新事業への参入に積極的な姿勢を見せており、インテルとの接触もその延長線上にあるとみられる。
フォックスリンクは、事実関係の確認を避けている。
