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作成日：2010年7月20日_記事番号：T00024097
台中〜アモイ直航船「中遠之星」、定期運航を取りやめ
昨年９月６日に就航した中台間初の直航定期貨客船「中遠之星」の台中～福建省アモイ線は、きょう20日から毎週火曜の定期便が不定期のチャーター便に格下げされた。20日付工商時報が報じた。
交通部台中港務局によると、「中遠之星」の台中～アモイ線は今年６月末までに計68便が運航され、乗客延べ6,205人、貨物806ＴＥＵ（20フィートコンテナ換算）を運んだ。今年上半期は１便当たり平均搭乗客111人、貨物12ＴＥＵで、安定成長していたという。
ただ、「中遠之星」台湾総代理、中国遠洋企業（COSCO）は、アモイ港の停泊スペースに限りがある上、中国から台中への便はツアー団体によるチャーター便としての性格が強く、一方、台湾中部から船舶で中国旅行に行く人はまだ少ないと説明。ただ、今後需要が高まれば、定期便に戻すと強調した。
