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作成日：2010年7月20日_記事番号：T00024101
富士康、８月にＢ２Ｃサイト開設か
20日付経済日報が中国・網易科技の報道を基に伝えたところによると、鴻海科技集団（フォックスコン）傘下の富士康国際（ＦＩＨ）は、Ｂ２Ｃ（企業と一般消費者間の電子商取引）のプラットフォームとなるウェブサイト「飛虎楽購」を８月から中国で展開するもようだ。現在はテスト段階で、サービス開始当初は３Ｃ（コンピュータ、通信、家電）製品を主体とするが、将来的にはあらゆるジャンルの商品を扱う計画だ。
鴻海の同事業は、一般のＢ２Ｃ業者と異なり、サイト開設と同時に実体店舗も展開する。中国の大都市に配送センター10カ所を設置、全土に１万店の小売店、体験ショップ、受け取り店舗、アフターサービス拠点、配送ステーションなどを加盟店として募集するとされる。
なお、経済日報によると「飛虎楽購」のサイト名は、郭台銘・鴻海董事長が賞賛する、日中戦争時に中国国民党軍を支援した米国義勇軍「飛虎隊（フライング・タイガース）」にちなんだものだという。
