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作成日：2010年7月22日_記事番号：T00024165
光ドライブのライトンＩＴ、薄型製品で最大手に
22日付電子時報によると、光ディスクドライブ大手、建興電子科技（ライトンＩＴ）は第２四半期の薄型ドライブ出荷台数が600万台に伸び、同業大手の広明光電（クアンタ・ストレージ）の約250万台を大きく上回り台湾最大手の地位に就いた。
ライトンＩＴは今年からノートパソコン新機種向けを多く手掛け、第１四半期の薄型製品の比重がこれまでの30％から35％に伸びた。第２四半期にはさらに38％まで拡大し、月間出荷台数も200万台規模に達している。通年では薄型製品で世界シェアを昨年の７～８％から15％以上に伸ばし、出荷台数は昨年比倍増の2,000万台以上が予測される。
一方、薄型ドライブのみを手掛けるクアンタは、新たに日系メーカーの顧客を獲得したために、ソニーとの提携関係に変化が生じ、出荷台数が減少したものと市場はみている。同社は出荷台数の減少について、第１四半期は部品の読み取りヘッドが不足したため、さらに前期比24.7％減となった第２四半期は、ノートＰＣ組み立てメーカーが在庫消化に努めたためと説明した。
