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作成日：2010年7月22日_記事番号：T00024169
デルの11年ノート生産委託先、鴻海が３番手浮上か
22日付電子時報によると、デルがこのほど、2011年向けノートパソコンの生産委託先メーカーの陣容をほぼ固めたもようだ。委託台数の多い順から▽緯創資通（ウィストロン）、1,000万～1,100万台▽仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）、700万～800万台▽鴻海精密工業、400万～500万台▽広達電脳（クアンタ・コンピュータ）、400万台――となり、鴻海はクアンタを上回り３番手となるもようだ。これに関し受託各社はコメントを控えている。
ノートＰＣ事業を積極展開する鴻海はデルからの受注のほか、ヒューレット・パッカード（ＨＰ）からも来年向けに約1,000万台近くを獲得したとされる。米２大ブランドから大口受注を確保した同社について、「来年は忙しくなる」と業界関係者は指摘した。
そのほかデルの来年向けノートＰＣ委託先は、シンガポールのフレクストロニクス・インターナショナルが100万台、英業達（インベンテック）が100万台未満となっている。
