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作成日：2010年7月23日_記事番号：T00024204
日亜との特許訴訟、エバーライトが勝訴
日亜化学工業（徳島県阿南市）が、億光電子（エバーライト・エレクトロニクス）に液晶バックライトに使用される発光ダイオード（ＬＥＤ）の特許を侵害されたと訴えた裁判の差し戻し審で、台湾智慧財産法院は22日、エバーライトが日亜化学に賠償金を支払う必要はないと判断し、原告敗訴の判決を下した。23日付工商時報が伝えた。
同裁判では、一審の板橋地方法院がエバーライトの特許侵害を認定して、同社に日亜化学への賠償金8,000万台湾元（約２億1,600万円）の支払いを命じたが、判決を不服とするエバーライト側が上訴していた。
エバーライトは公告を通じ、「判決を評価する。今後も知的財産権を尊重する立場を貫き、顧客の利益を守っていく」とコメントした。
これに対し日亜化学はワイズニュースの取材に「上訴の可能性も含めて検討している」とコメントした。
