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作成日：2010年7月26日_記事番号：T00024235
メディアテック、四川にＲ＆Ｄ拠点設置へ
ＩＣ設計最大手、聯発科技（メディアテック）は23日、中国４カ所目の拠点として四川省成都市に研究開発（Ｒ＆Ｄ）を主要業務とする子会社を設立すると発表した。24日付経済日報が伝えた。
新会社名は「聯発科技（成都）」の予定で、第三地経由の投資額は当初480万米ドルの計画。コンシューマー向け電子製品を扱う顧客に対しコンサルティングサービスを提供する。
メディアテックはＲ＆Ｄ子会社設立に向け、内陸部で人材募集を拡大する。同社は「内陸部は沿海部より消費水準が低いが、生活の質は比較的高く、同地の大学卒業者にとって実家の近くで就業できるメリットがある」と指摘し、優秀な人材の獲得に期待している。
同社はこれまで中国で広東省深圳と北京市、安徽省合肥市に子会社を設立しており、実際の対中投資額は38億7,400万台湾元（約106億円）程度。中国事業による利益貢献額は2007年１億元、08年9,900万元で、昨年は１億3,700万元まで成長した。
