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6月のM1B年伸び率、6カ月連続で減少 


ニュース 金融 作成日:2010年7月27日_記事番号:T00024245

6月のM1B年伸び率、6カ月連続で減少 

 
 中央銀行が26日発表した6月の通貨供給量(マネーサプライ)統計によると、株式市場への投資待機資金の指標となるM1B(現金通貨と預金通貨)は前年同月比で13.22%増だった。比較対象となる前年同月の数値が高かったことから、6月の伸び率は5月(14.67%)を下回り、6カ月連続の低下となった。前月比では0.58%減だった。

 M1Bの日平均残高は10兆5,600億台湾元(約29兆円)で、中銀は「株式市場への投資資金は潤沢だ」と指摘した。1~6月のM1Bの平均伸び率は19.59%だった。

 6月のM2(現金通貨、預金通貨、定期預金など準通貨の合計)は前年同月比で3.81%増、前月比で0.06%減、1~6月の平均では4.43%増だった。

 一方、6月末の主要金融機関の投融資残高は前月比0.24%増の21兆8,900億元で、伸び率は前月を下回った。前年同月比では3.75%で、5月の同3.03%より増加した。