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鉄鋼・金属
作成日：2010年7月27日_記事番号：T00024253
豊興の鉄筋価格、３週連続で値下げ
鉄筋大手の豊興鋼鉄は26日、台湾域内市場での需要の弱まりを受けて、鉄筋販売価格を１トン当たり300台湾元引き下げ、１万8,200元（約４万9,000円）とした。値下げは３週連続。なお、形鋼価格および鉄スクラップ買取価格は、それぞれ同２万1,100元、同１万700元で据え置いた。27日付蘋果日報が伝えた。
豊興の主管は鉄筋需要の減退について、中央銀行による不動産価格抑制政策により建築業界が模様眺めになっていると要因を指摘。市場の好転はまだ先になるという見方を示した。
なお、国際鉄スクラップ価格は３週続いた下落に歯止めがかかり、先週は米国でのばら積み価格と日本のＨ２製品価格がともに５米ドル値上がりし、それぞれ１トン当たり380米ドル、360米ドルとなった。米国のコンテナ積み価格は１トン当たり345米ドルで据え置きとなった。
