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作成日：2010年7月27日_記事番号：T00024256
ＨＴＣ、ソニー製スーパーＬＣＤを採用
スマートフォン大手の宏達国際電子（ＨＴＣ）は26日、ソニー製のスーパーＴＦＴ液晶（Super LCD）パネルを第３四半期末から採用すると発表した。ＨＴＣは韓国サムスン電子から調達しているアクティブマトリックス式有機ＥＬ（AMOLED）パネルの供給不足で、出荷に遅れが出ていた。27日付蘋果日報が伝えた。
ＨＴＣはSuper LCDの採用について、輝度が高いが消費電力も高いAMOLEDよりも省エネルギー面で優れているためと説明した。
ＨＴＣは欧米市場で「Desire」や「Incredible」、「Legend」などの売れ行きが好調で、第２四半期には過去最高の売上高を記録した。米証券会社大手、ゴールドマン・サックスは、ＨＴＣはパネル不足の解消で、世界での出荷台数が昨年の1,170万台から、２～３年後には6,040万台へと飛躍的に成長するとの予測を示した。
