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作成日：2010年7月27日_記事番号：T00024258
光ディスクドライブ価格、Ｑ３に先安感
ノートパソコンに搭載される光ディスクドライブ（ＯＤＤ）の価格は、需要期の第３四半期に入ったものの、先安感が広がっている。27日付電子時報が伝えた。
関連メーカーが景気の先行きに慎重な見方を維持していることに加え、第２四半期にノートＰＣメーカー各社が発注をキャンセルしたことで、ＯＤＤなど川上メーカーは在庫を解消できずにいる。今後の需要動向も不透明で、第３四半期にはＯＤＤ価格相場に値下げ圧力がかかる見通しだ。
ＯＤＤメーカー関係者は「７月末には通常、第３四半期の需要期効果が表れ始めるが、現在の状況からみて、例年のように前期比20～30％の出荷増は見込めない」と指摘した。
ＯＤＤ業界は、2009年以降の読み取りヘッドの供給不足が解消され、納期遅れが解消したばかりで、各社はノートＰＣの需要動向を注意深く見守っている。
