28日付経済日報によると、中国人観光客に人気の観光地となっている日月潭（南投県）で、今後５年で新たに４軒以上のホテルがオープンする予定だ。投資金額は合計で100億台湾元（約274億円）近くに上る見通し。
建設が計画されているホテルは、▽水沙蓮飯店（建設中、300室）▽台中・漸佳休閒開発が主導する錦鏽飯店（11年オープン予定、250室）▽麗宝集団傘下の福容飯店（14年オープン予定、300室）▽香港・宝声集団傘下の仲成大飯店（2015年オープン予定、365室）――。
日月潭風景区管理処によると、今年上半期の観光客数は前年同期の2.4倍となる延べ370万人、うち中国人は60万9,000人で既に昨年通年の59万人を超えている。今年通年では、全体で前年の２倍となる600万人、うち中国人は約100万人と、ともに過去最高を記録すると予想される。
日月潭の観光ホテルは現時点で18軒（1,000室）、民宿は60軒余り（300室余り）で、中国人の自由旅行が解禁されれば客室は供給不足となると予想されている。
