市場調査機関、ＩＤＣの調査によると、宏碁（エイサー）は第２四半期、ノートパソコン出荷台数が世界市場全体で前期比5.8％減の810万3,500台となり、同社予測を若干下回ったものの、世界首位のヒューレット・パッカード（ＨＰ、同10.9％減の850万9,000台）との差は過去数年で最小の40万台まで縮まった。エイサーの出荷が予測を下回ったのは、ユーロ相場の激動および製品価格設定の調整による影響のもようだ。28日付電子時報が報じた。
第２四半期のノートＰＣ出荷台数は、上位10位のうち８ブランドが前期比マイナス成長に終わった。プラス成長を記録した４位の聯想集団（レノボ）は前期比18.6％増の484万4,000台、７位のアップルは同37.6％増の244万5,000台で、ともに過去最高となった。
