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作成日：2010年7月30日_記事番号：T00024334
中国人の台湾自由旅行開放、「来年初めは無理」＝海旅会
中台観光交流の中国側窓口機関、海峡両岸旅遊交流協会（海旅会）台北事務所の范貴山主任（所長）は29日、「台湾側が今年年末か来年年初にも中国人の台湾への自由旅行開放を望んでいることを中国側は十分理解しているが、具体的なタイムスケジュールは決まっていない」とした上で、「来年初めの開放はあり得ない」と明言した。30日付工商時報が報じた。
范主任は、中台の観光交流を「徐々に、確実に」進めるという原則の下、台湾旅行が認められる大陸（中国）住民の居住エリアを段階的に広げ、台湾ツアーを取り扱える旅行会社も増やしてきたと説明。ただ、台湾への自由旅行は開放時期や方法、試験エリアなど、中台双方のさらなる協議が必要だと述べた。
事情に詳しい人物によると、中国人の台湾への自由旅行開放は、台湾旅行が開放されて３周年を迎える来年７月になるとみられる。
