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作成日：2010年8月2日_記事番号：T00024380
ウィンボンドが米子会社に増資、ＮＯＲ型フラッシュ強化
半導体メモリメーカーの華邦電子（ウィンボンド・エレクトロニクス）は30日、ＮＯＲ型フラッシュメモリーとSDRAMの研究開発（Ｒ＆Ｄ）を強化するため、欧米市場向け販売を担う米国カリフォルニア州サンノゼの子会社に1,245万米ドル増資すると発表した。２日付電子時報が報じた。
第２四半期にＮＯＲ型フラッシュメモリー価格が大幅に上昇したことで、ウィンボンドが近く発表する同期利益は好業績が予想されている。なお同社の６月売上高は前月比3.16％増、前年同月比110.66％増の29億5,500万台湾元（約80億円）で過去３年間の過去最高を記録。第２四半期売上高も85億3,100万元で前期比21％増加した。
また同社はコスト構造改善のため、年内に12インチウエハー工場のＮＯＲ型フラッシュメモリー向けウエハー投入枚数を１万枚に引き上げ、製造プロセスを現在の90ナノメートルから58ナノに移行させる計画だ。
