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作成日：2010年8月3日_記事番号：T00024386
反靖国の高金立委、「今年は訪日せず」
昨年８月に靖国神社で台湾人戦没者の合祀（ごうし）に反対するデモ活動を行い、旧日本軍事人や元衆議院議員らに礼拝所不敬、威力業務妨害などで告訴されている高金素梅立法委員は２日、今年も８月中旬に抗議活動のために訪日するとした一部メディアの報道を否定した。今年は靖国への抗議活動にはパイワン族の別の人物が参加し、自身は中国の南京大虐殺紀念館で靖国神社に反対する日本人と展示会やフォーラムを行うという。３日付蘋果日報が報じた。
高金立法委員は昨年８月、台湾先住民50人とともに靖国神社の境内に入り、拡声器で「先祖の霊を返せ」などと訴えながら拝殿まで上がりこみ、制止しようとした神社職員を押し倒したりした。こうした振る舞いに対し、日本人の感情を害したとして批判が起き、訴訟へと発展している。
なお高金立法委員は、今後日本で反靖国の活動があれば参加するとしている。
