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作成日：2010年8月5日_記事番号：T00024456
日立のコンプレッサー、Ｒ＆Ｄセンター設置を申請
５日付経済日報が政府高官の話として伝えたところによると、日立グループが台湾で研究開発（Ｒ＆Ｄ）センターの設置に向け、先ごろ経済部技術処に申請書類を提出した。現在経済部で審査中の計画によると、主にエアコン向けコンプレッサーの重要技術に関する研究開発を行う予定で、実現すれば台湾の家電メーカーにも恩恵をもたらす見込みだ。なお、台湾日立亜太はワイズニュースの問い合わせに対し「その情報は知らない」と回答した。
同高官によると、経済部が３月に訪日した際、台湾でのＲ＆Ｄセンター設立について日立グループと協議を進めたという。日立側は当初、台湾でクラウド・コンピューティング分野の研究を進める方針だったが、経済部の提案によりエアコン向けコンプレッサー分野に変更したとされる。
なお、先ごろ訪日し、日本企業の対台投資誘致活動を行った行政院の尹啓銘政務委員によると、ＴＤＫも台湾での研究開発センター設立を計画している。また、台湾で投資計画２項目と合弁計画１項目の実施を予定しているという。
