パソコン大手の宏碁（エイサー）は４日、中国ＰＣ業界２位の方正科技（ファウンダー・テクノロジー・グループ）との間で、 ファウンダーブランドを７年間にわたり使用する権利を取得することで契約を結んだと正式に発表した。権利金の金額は公表されていないが、消息筋によれば最高で7,000万米ドルとされる。５日付経済日報が伝えた。
エイサーはファウンダーのＰＣブランドの戦略立案、マーケティング、サプライチェーン管理などの業務を担当する。エイサーの中国での目標売上高（ファウンダー業務含む）は今年15億米ドル、来年は25億米ドルだ。
これに先立ち、両社は５月27日に戦略提携に向けた意向書を結んでいた。
エイサーは今回の契約で、主力ブランド「エイサー」のほか、「ゲートウェー」「パッカードベル」などを含む５つのＰＣブランドを持つことになる。
