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鉄鋼・金属
作成日：2010年8月6日_記事番号：T00024487
中鋼７月売上高、20カ月ぶり最高に
中国鋼鉄（ＣＳＣ）が５日発表した自社決算による７月売上高は前月比11.7％増、前年同月比46.8％増の220億2,200万台湾元（約600億円）で、一昨年10月以来、21カ月ぶりの最高となった。７月の鉄鋼製品出荷量は前月比７％増の85万1,000トン。６日付工商時報などが報じた。
７月の税引前利益は低価格原料の使用により、前月比8.4％減となったものの43億1,600万元と40億元台を維持できた。８月は輸出減少が予想されること、また一部で高価格原料を使い始めるため利益が減少する見通しで、第３四半期通期の利益水準は70億～80億元の見込みだ。
なお、１～７月通期の売上高は前年同期比52.4％増の1,345億3,100万元、税引前利益は前年同期比315.52％増の317億6,800万元となった。
なお証券会社は、中鋼は今月下旬に発表する10～11月の台湾域内市場向けオファー価格で、800～1,000元の引き下げを行うと予測している。
