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作成日：2010年8月13日_記事番号：T00024625
富邦証券董事長に停職９カ月、金管会が処分
行政院金融監督管理委員会（金管会）は12日、富邦金融控股傘下の富邦人寿保険、富邦証券が2005年２月に富邦銀行香港と結んだ協力協定に基づき、富邦銀香港に顧客をあっせんしたのは関連法規に違反するとして、富邦人寿に罰金270万台湾元（約726万円）、富邦証券に警告、富邦証券の葉公亮董事長に停職９カ月の処分を下した。13日付工商時報が伝えた。
問題の顧客あっせん行為では、６月24日に台北富邦銀行に罰金1,000万元、富邦金控に投資案件の申請停止６カ月の処分が下されている。
富邦金控は、今回の処分は６月の処分と同一案件であり、台北富邦銀と富邦金控が既に処分を受けているとして、不満を募らせている。富邦金控は12日夜、葉董事長の停職処分について、「極めて遺憾だ」とする声明を出した。
富邦金控の龔天行総経理は「このような処分は極めて遺憾であり、訴願（不服申し立て）を行うことも検討する」と述べた。
