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作成日：2010年8月16日_記事番号：T00024664
ＴＩとデルタ、３Ｄプロジェクターで提携へ
米テキサス・インスツルメンツ（ＴＩ）のリチャード・テンプルトン最高経営責任者（ＣＥＯ）は、３Ｄ（３次元）プロジェクター技術で台達電子工業（デルタ・エレクトロニクス）との協力を進めるため、19日に訪台する。16日付経済日報が伝えた。
デルタはこれまで大型プロジェクター、ポケットプロジェクターを手掛け、特にポケットプロジェクターはデル、ヒューレット・パッカード（ＨＰ）の認証を取得するなど、認知度が上昇している。ＴＩとの提携はデルタのプロジェクター事業に追い風となりそうだ。
ＴＩはプロジェクター分野で日本のエプソンと競合しており、液晶３Ｄプロジェクターの分野では一歩リードしている。デルタとの提携は、エプソンとの技術格差を拡大するのが狙いとみられる。
デルタは桃園県亀山郷にハイエンドのプロジェクター開発拠点を設けており、今後ＴＩが保有するＤＬＰ技術の分野で提携を拡大する。
