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作成日：2010年8月17日_記事番号：T00024700
電子ペーパーの元太科技、携帯用キーパッド市場開拓に意欲
電子ペーパー最大手、元太科技工業（イーインクホールディングス、ＥＩＨ、８月にＰＶＩから英語表記改称）は、▽携帯電話キーパッド▽電子タグ（ＩＣタグ）▽スマートカード（ＩＣカード）▽腕時計▽広告看板──など、電子ブックリーダー以外の電子ペーパー応用市場を今後開拓する方針だ。17日付電子時報が報じた。
特に携帯電話キーパッド分野での応用について劉思誠・ＥＩＨ董事長は、「サムスン電子が米国市場で電子ペーパーを応用した機種を発売して数百万台が売れており、この技術は携帯電話のほかノートパソコンにも応用可能だ」と強調した。電気泳動方式の表示技術であれば、表示内容が変わらない限り電力をほとんど消費しない上、キーボードに印刷したかのように表示できるという。
