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プロ野球八百長、中込被告に有罪判決


ニュース 社会 作成日:2010年8月18日_記事番号:T00024707

プロ野球八百長、中込被告に有罪判決

 
 台湾プロ野球の八百長事件で、詐欺罪などで起訴された元阪神投手で兄弟エレファンツ前監督の中込伸被告(40)に対する判決公判が17日開かれ、板橋地方法院は中込被告に懲役1年8月、執行猶予4年(求刑は懲役1年6月)の有罪判決を言い渡した。18日付中国時報などが伝えた。

 判決は、中込被告が2008年に暴力団組織から受け取った協力選手リストを基に、特定の投手を登板させるなどして、5試合で実際に八百長行為に及んだと指摘した。実際に3試合で八百長が成功したという。

 中込被告は当初、起訴事実を否定していたが、生活に困窮している日本の妻子のために早期帰国を希望し、起訴事実を全面的に認める方針に転換。3試合の八百長の報酬として150万台湾元(約400万円)を受け取ったことを認めた。

 中込被告は出境制限の解除を求めたが、板橋地方法院は「判決が確定していない」として認めなかった。