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作成日：2010年8月19日_記事番号：T00024742
欧州線貨物便、８月下旬に値上げ
中華航空（チャイナエアライン）と長栄航空（エバー航空）は、８月下旬に欧州線の貨物運賃を値上げする。中華航空は23日から10％、エバー航空は25日から15％の値上げを行う。現在の１キログラム当たり運賃は100～105台湾元（約268～281円）。19日付工商時報が伝えた。
物流業者によれば、今回の値上げは中台直航便の増便に伴う便数調整によって欧州線が減便となったことが要因。米国線も８月末～９月初めには値上げされる予定だ。
なお、中華航空の主管は下半期の貨物量の見通しについて、例年は上半期を大きく上回るものの、今年はその差が縮小すると指摘した。ただ、台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）など大手メーカーの設備投資により、依然上半期を上回るとみている。
