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作成日：2010年8月19日_記事番号：T00024745
ソニー、八大電視の買収に関心か
米系投資ファンドのＭＢＫパートナーズが、台湾のケーブルテレビ（ＣＡＴＶ）チャンネルの八大電視（ＧＴＶ）の売却を検討する中、ソニーは傘下のインターネット接続業者ソネットエンタテインメント（So－net）を通じ、約60億台湾元（約160億円）で買収を提案したもようだ。19日付工商時報が市場筋の話として伝えた。
ソニーは先ごろ、ソニー・ミュージックエンターテインメント（ＳＭＥ）を通じ、台湾のマルチメディア・コンテンツ事業に投資を行うことを表明したばかりだ。
ソネットがテレビメーカーと合弁で設立した動画配信サービス「アクトビラ」は現在、インターネットショッピングモール「楽天市場」のサービスを提供をしている。ソニーは同様のビジネスモデルを台湾に持ち込むことを視野に入れているという。
ＧＴＶ買収には、ソニー陣営のほか、スウェーデンの投資ファンドなどが関心を示しているとされる。
