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作成日：2010年8月19日_記事番号：T00024751
飲料容器の宏全国際、ベトナムに第２工場設置へ
飲料容器製造最大手、宏全国際の曹世忠総裁は18日、ベトナム南部のビンズオン省に、同国２カ所目となる工場を設置することを明らかにした。投資額1,000万米ドルで6,000坪の用地に工場棟を設置、来年第３四半期の操業開始を予定している。コカ・コーラやペプシコなど近隣の重要顧客からの受注を狙う。19日付工商時報が伝えた。
同社はタイ工場でも、ボトルキャップの月産能力を現在の１億3,000万個から２億3,000万個へと引き上げる。ボトル成形の月産量も2,000万本に引き上げ、年産額を４億台湾元（約10億8,000万円）とする。
７月に量産体制に入った中国・広東省清遠市清新県の工場では、総投資額を4,300万米ドルから7,600万米ドルに拡大し、第３期拡張工事を通じて、用地面積18万平方メートルでの工場建設を完了させる。さらに第４期として無菌充填工場の建設も計画しており、清遠市側に支援を求めている。
