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7月の商業売上高9%増、過去最高に


ニュース 商業・サービス 作成日:2010年8月24日_記事番号:T00024831

7月の商業売上高9%増、過去最高に

 
 経済部統計処が23日発表した7月の卸売・小売・飲食業界全体の売上高は前月比2.4%増、前年同月比9.08%増の1兆1,816億台湾元(約3兆1,500億円)となり、1999年に統計を開始して以来の単月過去最高を記録した。経済部は、貿易の活発化、個人消費の回復、中国人旅行客の消費活動を3大要因として挙げた。24日付工商時報が伝えた。

 小売業の売上高は、前月比6.06%増、前年同月比8.8%増の3,014億元となった。このうちコンビニエンスストアチェーンの売上高は前年同月比11.29%増の208億元で、百貨店、スーパーマーケットなどを含む総合小売業の中で首位となった。猛暑が続く中、飲料品やサラダなどの中食が伸びたこと、中元節(旧暦7月15日)に向けた販促キャンペーンが好調だったことが要因だ。また、エアコンや扇風機などの販売増を受けて、情報通信および家電製品も前年同月比14.78%増の314億元に伸びた。

 なお、1~7月の小売業売上高は前年同期比6.73%増の1兆9,906億元、飲食業は同4.92%増の2,025億元でともに過去最高となった。