発光ダイオード（ＬＥＤ）最大手、晶元光電（エピスター）はこのほど、蘭フィリップス、独オスラム、米ゼネラル・エレクトリック（ＧＥ）という照明業界世界３大手と家具販売大手イケアから高効率暖白色高圧ＬＥＤチップを受注した。既に少量の出荷を開始しており、来年から出荷量が増大する見通しだ。24日付工商時報が伝えた。
エピスターは、巨大な家庭用照明市場をターゲットとして、ＬＥＤチップにパッケージングを施した上で、照明メーカーに納品している。
エピスターの周銘俊総経理は、「高圧ＬＥＤは今年の主力製品の一つで、社として非常に重視している。第２四半期から少量のテスト生産を開始したばかりで、現在の生産量は多くない。現在は市場の反応を見極めている段階だ」と説明した。
同社の2010年６月中間決算は、売上高が98億3,000万台湾元（約262億円）で、営業利益は37億6,000万元、粗利益率は38.3％に達した。純利益は27億3,000万元。１株当たり純利益は3.5元で、過去最高を更新した。
