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作成日：2010年8月25日_記事番号：T00024858
中国のビジネスホテルチェーン、台北市南京東路に進出へ
シンガポールのフラマホテル系列で、中国でビジネスホテルを展開する富駅酒店集団（ＦＸホテルズ・グループ）は、台北市南京東路のオフィスビルの４フロアを賃借し、ビジネスホテルに改装する方針だ。25日付工商時報が伝えた。
ＦＸホテルズは、台湾の東和鋼鉄企業の経営者一族に属する侯尊中氏が董事長を務め、2002年に英領ケイマン諸島に設立された。現在はフラマホテルと共同で中国でホテル事業を展開。北京、上海、蘇州、石家荘（河北省）の４都市に「富駅時尚商務酒店」６カ所（客室数計1,000室）を保有する。今年は20カ所まで事業拡大を予定している。同社は中台双方のビジネスホテル市場を有望視し、台湾への進出を決めた。ＦＸホテルズの進出により、南京東路から南京西路にかけてのビジネスホテル競争は激化が見込まれる。
同社は今年１月に台湾の興櫃市場（未公開株取引市場）に登録された。
