ニュース
建設
作成日：2010年8月25日_記事番号：T00024861
台北市復興南路の店舗物件、過去最高の坪555万元
不動産仲介業者の永慶房屋はこのほど、同社が取り扱う台北市復興南路の４階建て店舗物件が２億4,000万台湾元（約６億3,000万円）での取引成立となったことを明らかにした。１坪当たり価格は555万4,000元と、忠孝復興エリアに次ぐ人気を誇る同市東区Ｂ級エリア（復興南路～市民大道）の店舗物件としては過去最高を記録し、同社は周辺一帯の相場上昇につながる可能性もあるとはみている。25日付経済日報が伝えた。
永慶房屋によると、復興南路から市民大道にかけてのエリアは、取引される店舗物件は極めて少ないが、最近は店舗物件への投資が増えていること、都市再開発による商機が期待されることなどから、相場がさらに上昇する可能性もあるという。
同社の調査によると、大台北地区（台北県市、基隆市）の店舗物件取引量は、今年累計で前年同期比43.8％増と高い伸びを見せている。特に西門町商圏では倍以上に増えている。
また台湾房屋の調べでも、成約件数全体に占める店舗物件の比重は、５～６月の４％から７～８月は８％に上昇しており、投資資金が店舗物件に流れているとみられる。
