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作成日：2010年8月26日_記事番号：T00024889
三商行、三商美邦人寿の米側保有株取得か
総合商社の三商行（マーキュリーズ）は、米台合弁の生保会社、三商美邦人寿（マスミューチャル・マーキュリーズ・ライフ）に対する米マスミューチュアルの持ち株40％を買い取る方向で交渉しているもようだ。１株当たり純資産や未公開株の取引相場から見て、取得額は70億台湾元（約185億円）が見込まれる。26日付経済日報が伝えた。
現在三商集団は三商美邦人寿の株式を約40％保有。このほか、従業員持ち株会や大衆銀行経営者の陳氏一族による保有分を含めると、持ち株比率は60％に達する。これに対し、合弁相手の米マスミューチュアルは40％を出資している。
三商美邦人寿の張財源副総経理は、「合弁当初、大株主は10年ごとに株主構成を見直すことで合意していた」と指摘した。同社は米マスミューチュアルからの株式取得が順調に進めば、来年にも株式公開を申請する構えだ。
