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作成日：2010年8月26日_記事番号：T00024898
愛地雅、ＦＵＪＩ自転車の中国総代理店に
大手自転車メーカー、愛地雅工業（アイディール）は、日本発で現在は米国に本拠地を置く自転車ブランド「ＦＵＪＩ」の中国における総代理権を取得したと発表した。天津や上海など20省・市の販売業者を通じ、中高価格帯市場での商機獲得を狙う。26日工商時報が伝えた。
愛地雅が25日発表した上半期業績は、売上高が前年同期比25％減となる14億1,100万元（約34億2,000万円）、１株当たり純利益（ＥＰＳ）は0.52元と、前年同期の2.03元から74.4％減と大幅に縮小した。主に欧米市場の需要減退や大幅なユーロ安が原因だ。
ただ、欧州市場向け主力工場の位置付けにあるポーランド工場では、ユーロ安による為替差損で上半期は小幅の赤字を計上したものの、出荷台数は前年の倍に成長した。下半期の稼働率も８割以上と受注状況は良好だという。
また、愛地雅全体の下半期業績は上半期を上回り、出荷台数も前年同期比３～５割成長を見込んでいる。
