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作成日：2010年8月30日_記事番号：T00024959
ＡＳＵＳ、年内にも中国でスマートフォン
華碩電脳（ＡＳＵＳ）の林宗リョウ総経理（リョウは木へんに梁）はこのほど、年内にも中国移動通信（チャイナ・モバイル）と共同で中国市場向けにＴＤ方式のスマートフォン２機種を発売する方針を明らかにした。28日付工商時報が伝えた。
林総経理は９月から自ら中国で陣頭指揮を取り、「成功せずんば帰らじ」という覚悟で望むと語った。
同社はまた、台湾で新型スマートフォン「Ａ10」の購入予約を27日から開始した。９月10日に正式発売する。同機種は基本ソフト（ＯＳ）に「アンドロイド2.1」を採用し、3.2インチの静電容量方式ディスプレイ、ガーミン（台湾国際航電）の全地球測位システム（ＧＰＳ）、500万画素のデジタルカメラなどを搭載している。価格は１万3,900台湾元（約３万7,000円）。
林総経理は「マイクロソフトのＯＳを採用した『Ｍ10』は業界が売れ行きを悲観視していたが、台湾での販売台数は既に２万～２万5,000台に達した。Ａ10の販売台数はＭ10を上回る見通しだ」と述べた。ＡＳＵＳは来年、さらに台湾で少なくとも３機種の発売を予定している。
