主に米ビジオ向けに液晶テレビを受託生産している瑞軒科技（アムトラン・テクノロジー）の呉春発董事長は１日、インドの有名ブランドから液晶テレビ生産を受注したことを明らかにした。来年に出荷を開始する予定だ。２日付電子時報が報じた。
呉春発アムトラン董事長（右）は、今年の液晶テレビ出荷は前年比50％増の600万台以上を見込む（１日＝中央社）
呉董事長は、「インドは中国に次いで人口が多く、テレビ市場全体も年間１億台に上るが、そのうち液晶テレビは100万台を占めるにすぎず成長の余地が大きい」と好感を示し、来年は500万～600万台まで増えると予測した。
同社は中国、日本、インドなどからの新規受注が増えており、現在72％を占める「ビジオ」ブランド向け受託生産の比重が、来年は同50～60％まで下がるとの見方を示した。
