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作成日：2010年9月2日_記事番号：T00025053
アップルのｉＰａｄ、ペガトロン・コンパルも受託か
２日付電子時報が部品業者の話を基に伝えたところによると、米アップルのタブレット型パソコン「ｉＰａｄ」はこれまで鴻海科技集団（フォックスコン）が独占的に受注してきたが、このほど和碩聯合科技（ペガトロン）、仁宝電脳工業（コンパル・エレクトロニクス）も受託生産パートナーに決まったようだ。ただ、ペガトロンとコンパルは受注獲得のため低い受託価格を提示したとみられ、利益は限定的なものとなりそうだ。
４月に発売された「ｉＰａｄ」の出荷台数は既に400万台近くに上り、年内には1,000万台を突破、年末に発売されるとみられる５インチ、７インチ機種が加わる来年は3,000万～5,000万台まで伸びる見込みだ。アップルは生産委託先を増やすことでリスク分散を図る考えとみられる。
部品業者によると、３社は既に「ｉＰａｄ」新機種の準備に入っているという。
