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作成日：2010年9月6日_記事番号：T00025113
メディアテック、Ｑ３売上高予測を上方修正へ
ＩＣ設計最大手、聯発科技（メディアテック）は、７月の値下げ戦略が功を奏し、８月初めに中国の顧客からの受注が増加したほか、同月中旬からは10月の中国・国慶節（建国記念日）連休を控えた在庫補充需要の高まりが感じられ、同月売上高が前月比15％以上増の100億台湾元（約264億円）を超えると観測されている。さらに９月も過去半年で最高となる110億元が見込まれ、同社が前期比８～15％減と悲観していた第３四半期売上高の従来予測を上方修正するのは確実とみられる。６日付電子時報が報じた。
メディアテックは８月中旬以降、中国の携帯電話顧客からの受注が増加し続けており、WCDMA、TD－SCDMA、スマートフォン、2.5／2.75Ｇ（世代）携帯用チップの受注は全面的に回復している状況だ。
９月はさらに業績が向上する見通しの中、電子時報は、同社第３四半期通期の売上高は、前期比横ばいが見込めるとしている。
